一生とっておきたくなる子ども用の箸があればいい

箸の使い方を覚える時期のお箸こそ、本物にこだわりたい

ようこそ、「きみの箸」のホームページへ。
台所文化伝承家 つながるキッチン代表の中原麻衣子と申します。

つながるキッチンでは、これまで本当にたくさんの子どもたちに「お箸の持ち方」の指導をしてきました。

多くの親子が2本がつながった矯正箸を持ってこられますが、帰りにはほとんどの方が「もう矯正箸はいらない」と置いていかれます。そして決まって、「今日からは手にあった本物のお箸を使います。お教室では売ってませんか?どこに売ってますか?」と質問されてきました。

本来であれば、成長する子どもの手に合わせて5ミリ刻みでお箸を換えていくのが一番です。靴と同じで5ミリの違いは子どもの手にとって大きな差なのです。

しかし、なかなかそういう良い商品がありません・・・。5ミリ刻みで選べる子どもの成長箸を、つながるキッチン独自に作ることを夢見るに至りました。子どもの手で持ちやすい、日々口にいれ、先を噛んだりしても安心・安全な、本物の良いお箸を。

 

一生とっておきたくなる子ども用の箸があればいい

問題は、コストと使う期間の関係です。どんどん成長する子どもの手に合わせて短い期間で惜しげもなく換えてもらうには、あまり高価なものでは難しいのではないか・・・。

そんな時、つながるキッチンの企画顧問でもあるトミタプロデュースの富田剛史さんから、「一生とっておきたくなる成長箸を作るのはどうか」と提案がありました。

「ほんの僅かな期間しか使わない」=「その貴重な時間を思い出せる記念品」
という考え方。

確かに、ほんの僅かな時間しか使わないものだからこそ良いものを使い、だからこそいつまでも大切にすればいいんだ!と発想を転換し、ファーストシューズや七五三の服のように一生とっておきたくなるお箸を一緒に開発することにしました。「きみの箸」という名前と、コンセプトを明確にするポエムがまずできて「きみの箸Project」はスタートしました。

 

箸専用のアルバムも開発中です

ある時期だけ毎日使った長さが微妙に違うお箸がたくさんある。それを、少しずつ大きくなる手を思い出せる記念品として残せるように、「箸専用のアルバム」も開発しています。こちらはもうしばらくお待ち下さい。

その箸をアルバムにしまったことを忘れた頃に、ふと取り出して思い出す未来の日のことを想像してみてください。まさにタイムカプセルのようだと思いませんか。

また、同じデザインの大人用のお箸もあれば、家族みんなが使えて楽しい・・・ということで、今回大人サイズもご用意。もちろん、手の大きなお子さんや手の小さな大人の方もいらっしゃいますから、みんなが自分ぴったりのサイズを選べるように大人の箸も5ミリ刻みです。

 

大人だってぴったりサイズの箸が大切です

つながるキッチンの「中原麻衣子式 お箸の持ち方教室」には、今では子どもたちだけでなく、学生さんから中高年の方に至るまでたくさんの大人の方もお見えになります。

箸の持ち方に自信が持てると、誰かと食事をする時間をもっと楽しめます。些細なことと思われるかもしれませんが、日々のことですから心持ちに大きな影響があります。そして、それにはなんといっても、自分の手のサイズにあったお箸を使うことが大切なのです。

「きみの箸」が、あなたの大切な食事の時間をもっと輝かせる魔法の二本棒になりますように。