左利きの方へ
あたらしい1年がはじまり、あたらしい“きみの箸”を迎えてくださった皆様、ありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
年明け新しいことにチャレンジしようと決意したり、特に箸使いが気になるという声が増えます。
代表中原麻衣子の元には日々お箸のお悩みを持つ方が訪れています。お子様の対象は4歳から、上は70代の方まで。
日々メールでのご相談やご予約のお問い合わせも大変増えており、数千人への指導経験を持つ中原の元にこのような声を日々いただきます。今日は左利きさんについてお届けしますね。
●左利きでうつくしく使えるようになりたい
●左利きでのお箸のマナーを知りたい
●左利きを右利きへ矯正したい
お悩みは実に様々です。
そして、ご受講のきっかけも実に様々。
●お茶のお稽古で右手に矯正するよう言われている
●お寿司屋さんなどカウンターのときに肘が当たるのがイヤなので右手でもお箸を使えるようになりたい
●小学校受験でわが子のお箸対策をお願いしたい
数十分のレッスンを受けた後、すがすがしい笑顔でお帰りになるお背中は右利きの方々と全く同じ。
大丈夫、今さらではありません、いつからでも整いますよ。
左利きのお箸指導ができる人はあまりいないようで全国から代表中原の元へいらしてくださる方が多いですが、中原麻衣子式美しい箸の持ち方メソッド™を学び、つながるキッチンが認定している箸チュータープロは左利きの指導も可能です。ぜひ、箸チュータープロも頼りになさってくださいね。
(利き手を反対に矯正する方は1回では変わりませんので、弊社のお箸BootCampへのご参加をオススメしています)

左利きさんからの最も多い質問
「箸の三手(さんて)」・「三手(みて)の法則」=箸をどう持ち上げるのか、です。
左利きも右利きも個性だという価値観を中原は持っています。そしてまず、このご質問を抱く時点でなんてステキな方なんだろうと中原は言います。なんとなく使い、なんとなく持ち上げ、なんとなく置いてる方がほとんどだからです。些細な所作に気を配り、美しさを考えるそのお気持ちがすでに美しいですね。
“文化を知ったうえで、自分と相手が心地よい所作を選ぶ”
まず前提として、日本の正式な配膳は「右手文化」を基準にできています。
そのため、お箸の向き・箸置きの位置・取り上げ方は、基本的には右利き仕様です。
だから左利きの方は、
- 文化としての所作を優先するのか
- 実用性や食べやすさを優先するのか
で考え方が分かれます。
一般的には、左利きの方のお箸の三手は次の2パターンがあります。
① 文化所作を大切にする形(正式寄り)
- 右手で箸を取る
- 左手で受ける
- 箸先を回して左手で持ち替える
つまり「右手でもちあげて、クルッとまわして左手でもつ」
です。
これは懐石や正式な作法では比較的自然な流れです。
理由は、
「配膳された状態を大きく崩さない」
という考えがあるからです。
② 実生活で自然に食べやすくする形
左利きの方の多くはこちらです。
配膳されたら、
- 箸置きを左側へ移動
- 箸の向きを自分仕様へ整える
その上で左手で取る。これは日常ではかなり自然ですし無理がありません。
特に現代では、
「左利きを矯正しない」
という価値観が強くなっています。
なので、無理に右文化へ合わせすぎて、食事そのものが窮屈になる必要はありません。
ただ、ここで大事なのは、
「雑にひっくり返す」
のではなく、
“自分が美しく食べるために整える”
という意識。
左利きの方は、
食事前に一呼吸おいて
静かに箸と箸置きを整えると、
とても所作が美しく見えます。
ちなみに茶懐石や正式和食の世界では、
左利きでも右手使用を求められる流派もあります。
ですが現在はかなり柔軟になっています。
なので、つながるキッチンの現場では、生徒様のご希望を伺い、寄り添う中で大切な3つの軸もお伝えしています。
- 相手を不快にさせない
- 食事の場を乱さない
- 本人が美しく食べられる
ぜひ、参考になさってくださいね!
あなたの大切にしたいことに近かったり、通ってみたい、会いたいと思ってくださった方、お待ちしております。

